血糖値 : 血液中のブドウ糖の濃度。
ブドウ糖 : 食べ物や飲み物を消化して作られる。

インスリン

膵臓のランゲルハンス氏島β細胞で作られる。
からだの中で唯一血糖を下げるホルモンで、ブドウ糖のコントロールをしている。

  • 食後に血糖が上がらないように調節する。
  • 血液中のブドウ糖をからだの細胞に送り込んで、活動エネルギーに変える。
  • 血液中のブドウ糖を脂肪やグリコーゲンに変えて、エネルギーとして蓄えておく。


糖尿病になると

ブドウ糖がエネルギーを必要とする細胞の中に運ばれず、血液の中にあふれてしまう。

原因

インスリン分泌不全…膵臓から出てくるインスリンの量が少ない。
インスリン抵抗性…インスリンの働きを邪魔する状態がある。
             (過食・運動不足・肥満・ストレス・病気など)

糖尿病のタイプ


1型糖尿病

2型糖尿病

頻度

5%

95%

年齢


若い人が多い


成人に多い

(最近、子供も増えている)

発症

突然

ゆっくり

体型

やせ型

肥満型

治療

初めからインスリン注射

まず食事、運動療法から

原因


ウィルスの感染、自己免疫により膵臓のインスリン分泌細胞が破壊され完全にインスリン欠如する

種々の原因によるインスリン作用や、 インスリン分泌の低下

  • その他の糖尿病
    • 遺伝子の異常や感染症、肝臓・膵臓の病気などが原因のもの
    • 妊娠中に発症するもの