日時 平成27年11月21日(土)
演題 「肝臓の話」
講師 堤 靖彦 先生
     (東海記念病院 副院長)


 講演内容

肝臓の場所

  • 肝臓は右上腹部、胸とおなかを区別する横隔膜のすぐ下、胃の隣にあります。
  • 重さは1,000~1,200gで、からだの中で最大の臓器です。

肝臓病の原因

  • 肝炎ウィルスA・B・C・D・E型肝炎ウィルス
  • 慢性的な過食やお酒の飲み過ぎなどの生活習慣の乱れ


肝臓病の症状

  • 肝臓には大きな力の貯えがあるので、病気で肝臓の85%がこわれても働き続けることができると言われてます。
  • そのため、病気になっても症状が出にくいことから、“沈黙の臓器”と呼ばれることもあります。
  • B型やC型肝炎の場合、緩やかな症状のため感染に気付かず、10年以上たって初めて慢性肝炎に患っていることを知る人もいます。

主ながんの部位別死亡者数では、肝臓がんは第4位。
肝硬変の原因では、ウィルス性が減って生活習慣の乱れによる肝障害が増えてきている。

NASH(非アルコール性脂肪性肝疾患)

  • 肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常を基盤とする肝臓のメタボリックシンドロームです。
  • ライフスタイルの欧米化に伴い急激に増加している。
  • 脂肪肝の10~15%が非アルコール性脂肪肝(NASH)に進展すると言われいます。
  • NASHも肝硬変や肝がんの原因になります。
  • 発生機序は未解明で、現時点で確立した治療薬はありません。